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テレワーク実践事例

テレワーク実践事例

中小企業に根付きつつあるテレワーク

新しい働き方として中小企業を中心にテレワークを導入する事例が増えてきています。
仕事をする時間とプライベートを楽しむ時間をバランス良く確保する『ワークライフバランス』にも大きな注目が集まっています。
コンピューターやインターネットを取り扱っているIT関連の企業では、既にオンラインのシステムを持っていることからテレワークの導入のスピードも加速化しています。
IT関連企業は他の業種に先駆けて外部のシェアオフィスやワーキングスペースを活用し、通勤時間の短縮を実現させています。
その結果、高効率化が図られ残業がほぼゼロになったのをはじめ導入前よりも生産性がアップしました。
定時で終業した後には余暇や育児に費やせる時間も確保でき、そこで得たアイデアを業務にフィードバックさせて新たなサービスを展開するなど好循環を生み出しています。

女性の社会進出と眠っている労働力を活用する社会の動き

つづいて注目されるのが昨今叫ばれている女性の活躍で、妊娠や出産・子育て中のママにもチャンスを与えるものとなっています。
これまでは、せっかくスキルを身に付け、これから脂が乗って重要な仕事を任せられるという時期に、結婚・出産を機に家庭と仕事の両立が困難なために休業を選択する女性社員が多くいました。
企業としても、この全面的な休業により、貴重な人材を失うことになります。
しかし、テレワークの導入によりそのような状態にある女性でも、メールでの送信やアップロードが可能な文書や画像のなどを作成する業務や、WEBカメラを利用したテレビ会議システムなどにより自宅に居ながらにして短時間でもそのスキルを活かすことが可能となりました。
僅かでも業務への参加を継続できることで、業務への復帰もスムースに行うことができ、再研修などのコストも大幅に削減することができます。

東北や北海道など豪雪地帯では、常に付きまとうのが冬期の雪による交通の麻痺で、公共交通機関が運休になり通勤だけではなく帰宅困難となるケースも少なくありません。
無理をして出社すれば心身ともに疲労困憊の状態で業務にあたり、終業時に大雪で帰宅困難となれば社内や周辺エリアに宿泊する場所を確保しなければならないケースもあり、その費用負担も毎年大きなものでした。
そこでテレワークを導入したところ、移動による負担と宿泊費用を皆無にすることができたのに加えて、生産性がアップし大幅に業績を伸ばしています。
テレワークの導入事例が増えている背景には、働き方改革などをきっかけに各企業で見直しが行われたのはもちろんのこと、インターネット回線やスマートフォンなどの普及により誰でもテレワークを実施できる環境が整ったところにあります。

ICTの進化がさらに中小企業の生産性を高める

ICTとは「Information and Communication Technology」の略です。
日本語で表すと情報通信技術となりますが、この技術を活用したコミュニケーションのことです。
小難しく感じますが、簡単に説明するとインターネットなどの通信技術を利用した産業やサービスなどの総称を指します。
スマートフォンの普及により、インターネットは生活の中でより身近なものになりました。
このICTの進化により、中小企業の生産性が高められます。

地方密着型で地域の特性を熟知し、比較的小回りが利くことが中小企業の魅力です。
しかし、大手企業に比べて設備投資にかけられる資金には限りがあります。
ですが、ICTが進化した現在では、中小企業でも低コストでテレワークの導入が可能です。
パソコンやスマートフォンは新商品がリリースされるたびに処理能力が向上しているのに加えて、この数年以内に新世代通信規格の5Gが実用化されようとしています。
これらのテレワークを実行しやすい環境の整備が後押しとなり成功事例がさまざまな企業でも取り入れられ、ますます大きな広がりを見せています。

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